一人ひとりが主役SUSTAINABILITY

一人ひとりの障がいの特性に合わせて、机の高さや広さを調整したり、使用するパソコンやマウスなどを変更したり、補助具を活用したりして、働く人に合わせた環境を整えてくれます。
作業のしやすさは仕事の効率にかかわってくるので、作業がやりづらいと感じたときや、こうしたらもっと効率よくできると感じたときは、積極的に声を挙げて改善に取り組んでいます。
安心・安全で働きやすい環境の中、効率のよい仕事をめざすことが、自分自身の成長につながっています。

誰もが座ったまま、手の届く範囲で作業ができるように設備が整えられた工場で、車いすに座ったまま作業を行っています。
通路の幅は広く、ゆるやかなスロープが設置されていて、車いすで社内を無理なく、安全に移動しています。
トイレや食堂、屋外など、仕事の現場以外の施設にも車いす目線の配慮が行き届いているので、働きながら充実した毎日を過ごしています。

従業員で構成される「陽風会」の活動も盛んです。
親睦会や忘年会、運動会などさまざまなイベントを通して、普段は会う機会の少ない他部署の従業員とも親睦を深めています。
なかでも毎年夏に開催している「ホンダ太陽祭り」は、地域の方との交流の場にもなっているビッグイベントです。
仕事を離れた場でも、みんなで楽しい時間を共有する機会がたくさんあります。

上司、部下にかかわらず、お互いの名前に「さん」を付けて呼びあっています。
もちろん、社長のことも「さん」付けで呼んでいます。
あまりにも定着している文化なので、たとえば、今の部長は誰か、とっさに出て来ないこともありますが、
「さん」付けによる親しみあふれるコミュニケーションから、個を大切にするフラットな社風が自然と生まれています。