競技人生20年、新たな挑戦も。
2013年10月25日  タグ: | |

シドニーパラリンピック、アテネパラリンピックと2大会連続出場。2011年に日本代表として出場したパンパシフィック・パラ水泳競技大会100m平泳ぎでは金メダルを手にした。こんな輝かしい記録を誇るスイマーが、水泳選手として活躍する荒力(あら・ちから)選手だ。 「メインは平泳ぎです。あと、バタフライも。国内では障害者の大きな大会が年3回あるんですけど、それは毎年全部出場しています。もちろん、ホンダ太陽の代表として。6月の九州身体障害者水泳選手権大会でシーズンのスタートです。それから、7月に開催されるジャパンパラリンピック、そして最後が、9月の日本選手権」

ナダ・エドモントンにて2011パンパシフィック・パラ水泳競技大会に日本代表として出場。3種目の競技に出場し、金メダル1個、銅メダル1個、4位入賞を獲得。

ナダ・エドモントンにて2011パンパシフィック・パラ水泳競技大会に日本代表として出場。3種目の競技に出場し、金メダル1個、銅メダル1個、4位入賞を獲得。

第8回全国障害者スポーツ大会:チャレンジ大分大会で、水泳2種目共に大会新、金メダルを獲得。

第8回全国障害者スポーツ大会:チャレンジ大分大会で、水泳2種目共に大会新、金メダルを獲得。

荒さんは、世界大会で活躍するスイマーであると同時に、ホンダ太陽製造チームの大事なメンバーだ。第2工場へは毎日大分市内から通勤している。定時に仕事を終えるとアスリートの顔に。仕事帰りに、大分市内のスポーツクラブでひとり黙々と練習に励む。 「コーチがいない、というと大変そうに思われるかもしれません。でも意外とそうでもないんです。自分で組み立てた練習メニューをこなしていくことで、僕自身力をつけてきたんじゃないかと思います」 毎日の仕事をきっちりやってメリハリをつけているからこそ、泳ぎにも集中できて、結果が出せてきたのかもしれない。 数々の戦績を残してきている荒選手だが、意外にも水泳をはじめたのは社会人になってからだという。 「ホンダ太陽に入社して19年になります。来年、ついに20年。いま、水泳競技者としてアスリートクラブに所属していますが、実は、競技経験はなかったんです。社会人になってから本格的に水泳の練習はじめたくらいで。最初はもう、全然ダメでした。でも、個人的にあちこちの大会に出たり、練習続けてるうちに記録も出せるようになって」 そんななか、2000年、2004年にはパラリンピックに連続出場という快挙も果たしている。 「シドニーでは8位、アテネで5位。次にめざすのはリオですけど、今度は、違う形で出たいですね」 2016年のリオデジャネイロ大会から、いよいよパラトライアスロンがはじまる。荒選手も2013年のWTS横浜に出場、新たな挑戦をはじめたところだ。リオ・パラリンピックでは、パラトライアスロン競技で、荒選手の勇姿がみられるかもしれない。

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